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住宅ローンの借り換え審査とは?スムーズに進めるためにできること

現在利用している住宅ローンよりも金利の低い商品へ借り換えることで、毎月の返済額や総返済額を減らせる可能性があります。また、金利タイプや返済期間、団体信用生命保険(団信)の保障内容などを見直すことも、借り換えの目的の一つです。

ただし、住宅ローンを借り換えるには、新たに申し込む金融機関の審査を受けなければなりません。以前の住宅ローン契約後に、収入や勤務状況、健康状態などが変化している場合は、希望どおりの条件で借り換えできないこともあります。

今回は、住宅ローンの借り換え審査で確認される主な項目や必要書類、手続きをスムーズに進めるためのポイントを解説します。

住宅ローンの借り換えでも審査がある

住宅ローンの借り換えとは、新しい金融機関から借り入れた資金で、現在利用している住宅ローンを一括返済することです。新たな住宅ローンを契約するため、借り換えの場合も審査が行われます。

審査では、年齢や収入、勤務先、勤続年数、ほかの借り入れの状況などが確認されます。住宅ローン契約後にカーローンやカードローンなどを利用し始めた場合は、借り換えの申し込み時に正確に申告しましょう。

借入金額や返済期間を変更すると、毎月の返済額や総返済額も変わります。金融機関は、借り換え後も継続して返済できるかを総合的に判断します。

住宅ローンの借り換え審査で確認される項目

借り換え審査では、主に次のような項目が確認されます。

  • 申し込み時と完済時の年齢
  • 年収や雇用形態、勤務先、勤続年数
  • 住宅ローン以外の借入残高や返済額
  • 現在の住宅ローンの返済状況
  • 借り換え対象となる住宅の担保評価
  • 団体信用生命保険に加入できる健康状態か

借り換えで特に確認されるのが、現在の住宅ローンの返済状況です。これまでの返済に遅れがある場合は、審査に影響する可能性があります。将来の借り換えを考えている場合は、毎月の返済日に遅れないよう、返済用口座の残高を管理しておくことが大切です。

また、住宅ローンを契約してから年数が経過していると、建物の経年劣化や周辺の不動産価格の変化などにより、担保評価が以前より下がっていることがあります。住宅の評価額に対して借入残高が多い場合は、希望する金額を借りられない可能性もあります。

借り換え審査で必要となる書類

住宅ローンの借り換え審査では、一般的に本人確認書類、収入を確認する書類、物件に関する書類などの提出が必要です。書類によっては、原本ではなくコピーまたは画像データを提出できる場合もあります。

代表的な書類は、次のとおりです。

  • 運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類
  • 住民票
  • 源泉徴収票や住民税課税証明書などの収入証明書類
  • 確定申告をしている場合は、確定申告書の控えや納税証明書
  • 売買契約書や重要事項説明書など、物件に関する書類
    借り換えの場合は、これらに加えて、現在利用している住宅ローンの内容や返済状況を確認するため、次の書類のコピーや画像データを求められることがあります。
  • 住宅ローンの返済予定表
  • 返済用口座の通帳や取引明細
  • 現在の借入残高を確認できる書類
    必要な書類は、金融機関や申込者の職業、収入形態などによって異なります。給与所得者と個人事業主では、提出する収入証明書類や対象期間が異なることもあります。申し込みを始める前に、借り換え先の金融機関へ確認しましょう。

住宅ローンの借り換えの手続き

借り換え先の審査に通過した後は、現在の住宅ローンを利用している金融機関に、全額繰上返済をする旨を連絡します。

現在の金融機関と調整する主な内容は、次のとおりです。

  • 住宅ローンを完済する日
  • 完済に必要な金額
  • 抵当権抹消書類の受け取り方法

現在の住宅ローンの完済後は、設定されていた抵当権の抹消登記を行います。借り換えでは、現在の抵当権を抹消するとともに、借り換え先の金融機関を抵当権者とする新たな抵当権を設定するのが一般的です。

借り換え資金の融資実行日、現在の住宅ローンの完済日、抵当権に関する登記手続きは、連動して進める必要があります。金融機関や司法書士と日程を確認しながら手続きを進めましょう。

借り換え審査をスムーズに進めるためのポイント

住宅ローンの借り換えをスムーズに進めるには、必要書類を早めにそろえることが大切です。書類に不足や記載漏れがあると、審査に時間がかかる可能性があります。提出方法や必要書類は金融機関によって異なるため、申し込み前に確認しましょう。

また、審査中に新たなローンを契約したり、クレジットカードの分割払いやリボ払いを増やしたりすると、借入状況が変わります。手続きが完了するまでは、新たな借り入れはできるだけ控えましょう。

借り換えを希望する時期が決まっている場合は、審査や手続きにかかる期間を考慮し、余裕を持って申し込むことも大切です。

記事のおさらい

住宅ローンの借り換えでも審査はありますか?

住宅ローンの借り換えでも審査があります。借り換えでは新たな住宅ローンを契約するため、年齢や収入、勤務先、勤続年数、ほかの借り入れの状況などが確認され、借り換え後も継続して返済できるかを総合的に判断されます。

住宅ローンの借り換え審査ではどのような項目が確認されますか?

住宅ローンの借り換え審査では、申し込み時と完済時の年齢、年収や雇用形態、勤務先、勤続年数、住宅ローン以外の借入残高や返済額、現在の住宅ローンの返済状況、住宅の担保評価、団体信用生命保険に加入できる健康状態かなどが確認されます。

住宅ローンの借り換え審査をスムーズに進めるにはどうすればよいですか?

住宅ローンの借り換え審査をスムーズに進めるには、必要書類を早めにそろえることが大切です。また、審査中は新たなローンの契約やクレジットカードの分割払いやリボ払いの利用増加をできるだけ控え、余裕を持って申し込むことがポイントです。

  • 本稿の内容は2026年7月21日時点の情報に基づきます。
執筆者
関口様

関口 義則

せきぐち よしのり

  • 2級フィナンシャル・プランニング技能士
  • AFP(日本FP協会認定)

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[2025年11月17日現在]